#伊藤忠記念財団 50周ねん記念誌 1974から2024

【イラスト】記念誌表紙画像。5段の本棚に本がぎっしり並べられたイラスト。中央に「わいわいベア」が座って本を読んでいる。本のタイトルは左上から、1段目は『子ども文庫助成事業』、『電子図書普及事業』、『東京小中学生センター』、『調査研究事業』、『海外留学助成事業』、『日本留学助成事業』、『つどい』、『まなび』、『かたらい』、『あそぶ』。2段目は『センターまつり』、『納涼おばけ大会』、『サマースクール』、『ジュニアキャンプ』、『ジュニア文化祭』、『ファミリーハイキング』、『ウィンタースクール』。3段目は『新春ゲーム大会』、『スーパーカーレース』、『わなげ大会』、『水曜クラブ』、『ジュニア劇場』。4段目は『ジュニアバザール』、『工作クラブ』、『園芸クラブ』、『サバイバルスクール』、『わいわい』。5段目は『どんまい』、『やん・きゃん』、『すいんぐ』、『森の道場』、『しどういんすち』、『野外冒険じゅつ』、『未来につなぐ子どもの読書』。

財団法人 伊藤忠記念財団

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##伊藤忠記念財団 50周ねん記念誌 1974から2024
【イラスト】財団のキャラクター「わいわいベア」が立って左手に赤い表紙の本を抱えているイラスト。「わいわいベア」…子どもたちと本を読むことが大すきなくま。お気に入りの本をいつもこわきに抱えている。

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##設立趣意書

伊藤忠商事株式会社は1858年創業以来 社業の繁栄は国と社会の発展と共にあるべきものという基本認識に立って 国と社会の発展に寄与することを経営の理念として参りました。たまたま本年は当社の戦後再発足25周年を迎えることになりましたが 此の記念すべき年に当って上記の経営理念の一端なりとも具体化したいと念願する次第であります。顧みると戦後 我が国は官民の努力によって 世界を瞠目させる程の急速な経済発展を遂げましたが その反面 深刻な自然環境の破壊と社会連帯意識の低下という歪みをもたらしたことも認めざるを得ません。

特に此のような環境の変化は国と社会の次代を担うべき青少年に強い影響を及ぼし 幾多の問題を発生している次第で 青少年の育成のために 適切且つ広汎な施策を講じることは刻下の急務であると考えます。

伊藤忠商事株式会社としては 以上の観点から ここに 伊藤忠記念財団を設立し広く有識者の絶大なご協力を得てしんに平和を愛好し社会的公正と信義を重んじる自主的精神に満ちた 心身共に健全な青少年を育成するため一臂の力を尽そうとするものであります。

此の目的を達成するために伊藤忠記念財団は

　　　　青少年に関する諸問題の調査研究

　　　　青少年の育成に関する諸事業への助成　

　　　　青少年に対する諸施設の提供

　　　　其の他ほん財団の目的の達成に必要な事業

を遂行して参りますが 此のため伊藤忠商事株式会社としては初年度5億円を出捐し 更に為し得る限り財団基礎の計画的拡充を行い 10年後にはほぼ50億円の規模に到達せしめると共に事業内容もこれに即応して拡充せしめる決意であります。

以上

昭和49年9月17日
