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##ご挨拶

伊藤忠記念財団設立50周年を迎えて

公益財団法人 伊藤忠記念財団

理事長　鈴木 善久

【写真】伊藤忠記念財団　すずき よしひさ理事長の顔写真。

　平素より、当財団の活動にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。

　公益財団法人 伊藤忠記念財団は、2024年9月30日に設立50周年を迎えました。50周年を迎えるにあたり、長年に亘り、ご支援、ご協力を賜りましたすべての関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。

　当財団は、1974年、伊藤忠商事の創業以来の経営理念である「社業の繁栄は国と社会の発展と共にあるべきもの」という基本認識のもと、「青少年の健全育成」を掲げ、設立されました。

　50年のあゆみを振り返ると、当財団は、「青少年の健全育成」を念頭に、一貫して、子どもたちの読書活動えの支援を軸に活動してまいりました。

　設立翌年（1975年）より行っている「子ども文庫助成事業」は、当初、個人のボランティアの方が自宅を開放し、地域の子どもたちに読書の場を提供する家庭文庫への助成からはじまりました。現在では、文庫（家庭文庫、地域文庫）だけでなく、特別支援学校や病院、施設、子ども食堂などにも対象を広げています。引き続き、子どもが集まる場所にアンテナを張り、子どもの読書環境の改善や地域交流の場の創出、活性化のお役に立ちたいと思います。

　また、「すべての子どもたちに読書の喜びを」をテーマとして活動する当財団は、「子ども文庫助成事業」に加え、2010年より「電子図書普及事業」をはじめました。同事業では、障害があるために通常の書籍では読むことが難しい子どもたちのための電子図書（「わいわい文庫」）を製作し、学校や公共図書館等の団体に寄贈しています。近年では、関係者の方々のご尽力により、徐々に認知度も高まってまいりました。引き続き、更なる周知により、障害のある子どもたちの読書環境の改善へとつなげ、読書バリアフリー推進の一助になればと思います。

　今後、更なるデジタル化の進展など、社会環境のさまざまな変化が予想されますが、子どもたちが本に触れ、読書を楽しむ環境を整えることは、変わらず非常に大切なことと思います。未来を生きる子どもたちに読書の楽しさ、喜びを届けるために、これからも活動を続けてまいりたいと思います。

　あらためまして、この50年間に亘りご支援・ご協力をいただいたすべての皆様に心から感謝申し上げます。今後も変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
