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##祝辞

草の根の読書推進とともに歩まれた時間に敬意をひょうします

公益社団法人 読書推進運動協議会

会長　野間 よしのぶ

【写真】読書推進運動協議会　野間 よしのぶ会長の顔写真。

　公益財団法人 伊藤忠記念財団さまの設立50周年に際し、心よりお慶び申しあげます。設立以来継続されている「子ども文庫助成事業」では、子どもの読書推進において各地の拠点となる「文庫」に、はやくから着目されて、子どもたちの健全育成に寄与する事業を展開してこられました。あらためて敬意をひょうします。

　わたくしども読書推進運動協議会は、貴財団が「子ども文庫助成事業」を開始されて以来、募集告知や審査などでお手伝いをさせていただいております。子どもたちの読書環境を支える全国の草の根の方たちを対象とするこの事業においては、2024年度までに延べ2,925件の子ども文庫と実演グループなどが助成を受けております。その息の長さと規模の大きさの両面において貴重な事業であり、読書推進を目指す私どもにとっても大きな力です。

　これまで助成を受けた方々のなかには、小児病棟や、海外駐在の日本じんコミュニティなどで読書啓発活動をされるかたなどもおられ、その視野の広さにも感服いたします。貴財団担当者による応募者訪問と、助成2年後のフォローアップ訪問は、この事業最大の特徴であり、貴財団と応募者、助成先との交流を生み出しております。ただ本があるだけでは、子どもはなかなか手に取りません。子どもの読書推進には、本を手渡す人の存在が必要です。交流の上での助成だからこそ、草の根で活動する方々の心に響き、その支え、励ましとなってきたのだと感じております。

　この50年、社会は大きく変わり、事業開始時に比べて助成希望者のニーズも多様化してきたとのことですが、「すべての子どもたちに読書の喜びを」届けたいという思いには変わりはありません。当協議会は今後も、「子ども文庫助成事業」への協力の継続、および「電子図書普及事業」の広報協力など、貴財団とともに、子どもたちの読書推進、読書環境整備に手を取りあって歩んでまいりたいと存じます。

　あらためて、貴財団の50周年をお祝い申しあげます。

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【イラスト】財団のテーマ「すべての子どもたちに読書の喜びを」の書（毛筆）。落成かんしは「りょうすい」の「りょう」ひともじ
