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###子ども文庫助成　助成先からの声⑥　認定特定非営利活動法人　高知こどもの図書館

####子ども文庫助成じゅりょうじのこと

　当館は、NPO法人が運営する私設図書館です。当館の趣旨に賛同してくださる会員からの会費や個人、団体などからの寄付金により、運営費を賄っております。図書費に使える費用捻出にも苦慮する中、貴財団からご恵贈賜りました助成により、多くの良質な児童書を蔵書として揃えることができました。その御支援は開館当初の2000年度から始まり、2019年度の新館移転時と節目節目にお力添えいただきました。

　2022年度には、当館初代館長のおおはらすみに「子ども文庫功労賞」という栄誉ある賞をいただきました。実のところ、おおはら本人には内緒で推薦したので、受賞の際には「こんなご褒美をいただけるとは思わなかったわ」と感謝と喜びをかみしめておりました。

【写真】高知こどもの図書館内での読み聞かせの様子。絵本にじっと注目する子どもたち。

【写真】2020年移転後の図書館内の様子。谷川俊太郎による「としょかんへ行こう」の詩がパネルに印字され壁に飾られている。

####子どもに本を届ける上での思いと今後の課題

　当館の理念は「こどもに本を届け続けること」です。人が生きていく上で必要な自己肯定感や他者への信頼感は、幼いころの温かな人との関わりの記憶によって育まれます。こどもにとって読書は、喜びを与えるものでありその喜びはこどもの心の成長に大きく寄与します。

　当館は、本の力を信じ、こどもたちの成長の一助となるべく活動しています。これからを生きるこどもたちのために最良のものを整え、本と人をむすぶ場所、人と人をむすぶ場所、心安らぐ地域の図書館として、役立てていただけるよう努めています。

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　2024年、当館はおかげ様で開館25周年を迎えることができました。開館当時よりご支援くださっている会員の皆さまの高齢化が進み、会員すうの自然減が年々増えています。物価高騰の影響もあり、子育て世帯に会員となって会費のご負担をいただくのは厳しい現状があります。当館もこのまま赤字が続けば図書館を運営することができません。運営基盤を強化するために、こどもに対する助成をされている団体との連携を模索中です。

【写真】図書館を利用する子どもたちから届いたイラスト。「いつもたのしいほんをかしてくれてありがとう」と言葉が添えられている。

【写真】図書館内で図書館員が開いた絵本に注目する赤ちゃんたちの写真。図書館内は赤ちゃんも絵本やおもちゃを楽しめる空間になっている。

####50周年へのメッセージ

　伊藤忠記念財団50周年、心よりお祝い申し上げます。

　子ども文庫助成事業をはじめ、調査研究事業、児童館事業、電子図書普及事業など、こどもたちへ読書の喜びを届ける活動を長らく続けてこられましたご功績に敬意を表したく存じます。貴財団からのご支援に当館も大いに励まされ、これまで歩み続けることができました。厚く御礼申し上げます。今後ますますのご繁栄をお祈りいたします。

【写真】高知こどもの図書館の外観の写真。建物は高知城のふもと、木々に囲まれた緑豊かな環境に位置している。

####団体情報

認定特定非営利活動法人

高知こどもの図書館

理事長：おかもとふみ

所在地：〒780-0850　高知県高知市丸ノ内1-1-10

かいかんび：げつ、きん、ど、にち　10:00から17:00

図書館の運営、乳幼児対象のおはなし会、ブックトーク、出張講師派遣（絵本の読み聞かせについて、読書ボランティア養成講座、ブックスタート、教職員向け等）、ワークショップ、講演会の開催を行っている。

ホームページ情報：https://kodomonotoshokan.オー、アール、ジー/

●じゅりょう・受賞歴

・購入費助成じゅりょう数：3回（2000年度・2002年度・2019年度 図書の充実）

・関係者の子ども文庫功労賞受賞数：2回（1994年度 ほきやまれいさん、2022年度 おおはらすみさん）

高知こどもの図書館のロゴの画像。高知県内在住の版画家松林誠さんによる花をモチーフにしたデザイン。

【写真】高知こどもの図書館の理事長（記念誌製作当時）の、おかもと ふみさん。同かん開館25周年を祝う会にて。