【46P】

###子ども文庫助成　助成先からの声⑧　国際児童文庫協会（アイ、シー、ビー、エー）

####子ども文庫助成じゅりょうじのこと

　いずれの受賞も嬉しく、そして有り難く、活動を続けていく励みになっています。

　その中でも、アイ、シー、ビー、エーが活動を始めて10年の節目でいただいたミセスダンの文庫功労賞は、ダブルの子どもたち※の文庫活動が初めて公に認められたことを感じさせ、関わっているすべての人に勇気を与えてくれました。私たちの活動は地道で、切り詰めた組織で行っているため、いただいたお金はすべて新設文庫の蔵書、講演会やワークショップ、組織の運営費などに使わせていただきました。

※ダブルの子どもたち（Double Children）…ふたつ、もしくはそれ以上の国のアイデンティティや言語のルーツを持つ子どもたち。

####子どもに本を届ける上での思いと今後の課題

　できるだけ子どもたちが喜ぶ、楽しむことができる良い本を文庫に揃えてほしいとの思いから、ロングセラーのものを選んで送るようにしていますが、文庫の主体は文庫を運営している人にあるとの考えから、こちらから送る本であっても、必ず文庫リーダーと話し合って選ぶようにしています。

　アイ、シー、ビー、エーには運営委員の、こうけいしゃ問題がありますが、解決策はなかなか見えません。海外の日本語文庫の会員は、駐在員家庭の子どもたちから国際結婚の子どもたちへと変わってきましたが、活動は日本語を話す母親や父親に支えられてきました。ここにきて、日本語をあまり話せない親世代（第3世代）が増えつつあり、この傾向が続いていく中での活動のあり方を考えていかなければならないと思っています。

【イラスト】国際児童文庫協会のロゴ。母親が子ども二人に絵本を読み聞かせるイラストを「INTERMNATIONAL CHILDREN'S BUNKO ASSOCIATION」の文字が円形に囲んでいる。

####50周年へのメッセージ

アイ、シー、ビー、エー東京本部　まるやまあきえ代表より

　真心と熱意で文庫活動に取り組んでいる人々に光をあて、長く支えてくださっている貴財団に、深い敬意を表し、心より50周年のお祝いを申し上げます。多言語で育つ子どもたちが世界中で増えている今、ダブルの子どもたちの文庫活動は、狭い意味での日本語教育や母語維持のためというよりも、はるかに大事で、はるかに深い意味合いがあるように感じます。その活動に長く心を寄せ、その道のりを見守ってくださることに、深く感謝いたします。社会の変化は早く、文庫はこれからも変わっていくことと思いますが、これからも地道な文庫の活動を支えてくださることを願い、貴財団のますますのご発展をお祈りいたします。

アイ、シー、ビー、エー、ユーケー支部　なかたにあんり運営委員長より

　設立50周年、おめでとうございます。

　日本が高度成長を遂げた50年前から、日本も世界もさまざまな変化を経験してきました。その中で、貴財団が50年という長い年月、継続し発展してこられたことに心から敬意を表します。テクノロジーの飛躍的な発達により、便利になって世界が加速する一方で、昔と変わらない絵本という媒体を通して子どもと接する時間に安らぎを感じます。海外では今も日本語の絵本の入手が容易ではないため、その喜びを海外で育つ子どもたちに与えてくださる貴財団の文庫助成プログラムに心から感謝しております。海外で生活する日本人は増え続け、子どもの頃に親子で日本語の絵本を楽しんだ記憶は次の世代へと引き継がれています。それは世界が変わっても、変わらずにいてほしいものだからにちがいありません。これからも、絵本に日本の心をのせて世界中の文庫に届けてくださいますように。

　貴財団のますますのご発展をお祈りいたします。

【47P】

From ICBA Honorary President Opal Dunn

　Sincere congratulations to Itochu Foundation on the number of young monolingual and bilingual (Double) Japanese children they have supported through provisions of quality picture books to Bunko in Japan and overseas during the last 50 years.

　World Society has changed during this period; the number of Japanese children growing-up outside Japan has increased. For these bilingual children acquiring Japanese during their very early years is natural, if they are motivated, feel good and have opportunities to socialise and join in spoken Japanese exchanges with different adults and older children. Being instructed in a formal school-learning atmosphere is not how positive life-long language and cultural interests are absorbed.

　International Children’s Japanese Bunko outside Japan has adapted to provide Japanese Community Bunko in which young children feel good and can, effortlessly, absorb how to speak Japanese whilst sharing picture books with other mothers and borrowing them to enjoy share-reading at home. University students, IC Bunko Graduates, confident in feeling Japanese, tell us that Japanese Bunko was their happiest experience growing-up in London.

　Thank you, Itochu Foundation, for your support world-wide to make this early-years Japanese developmental experience possible for Japanese children living overseas in non-Japanese language countries.

※アイシービーエー、オパール・ダン名誉会長のメッセージはP107に日本語文を掲載しています

【写真】イギリス・ロンドンのてまり文庫（2023年度助成じゅりょう）の子どもたちの集合写真。2月の文庫活動で節分のイベントをしたときのもので、皆そのとき作った鬼のお面で顔を隠している。

【写真】神奈川県横浜市のハンプティダンプティ文庫（2000年と2009年に助成じゅりょう）。英語で活動する子ども文庫で、写真には屋外で絵本を使った活動の様子が写されている。

####団体情報

国際児童文庫協会（アイシービーエー）

代表： まるやまあきえ（東京本部）

所在地：東京都（本部）/ロンドン（UK支部）日本国内でふたつの英語文庫、海外13カ国で52の日本語文庫が活動中。

かつどうび：所属の各文庫による

海外や日本国内での文庫運営に際し、充実した蔵書を持てるよう定期的な蔵書購入を支援。文庫間の情報交換や横のつながりを感じられる場として、複数文庫が参加するオンラインミーティングを主催している。各国の様々な文庫が所属しており、現地訪問や文庫リーダーが日本に帰国する際のミーティング、オンライン面談などを通して定期的に意見交換をしている。

ホームページ情報：https://www.アイ、シー、ビー、エー-1979.オー、アール、ジー/

●じゅりょう・受賞歴

・購入費助成じゅりょう数：4回（1984年度・1998年度 日本支部、2001年度・2012年度 UK支部 それぞれ図書の充実、備品の充実、冊子の作成、講演会の実施等）

・関係者の子ども文庫功労賞受賞数：3回（1987年度 オパール・ダンさん、2009年度 森嶋瑤子さん、2018年度 まるやま　あきえさん）

※その他、各国のIC文庫から毎年応募をいただき、助成を実施している。

　2023年度のじゅりょう者は、イギリスのかもめ文庫、きりんさん文庫、てまり文庫、エヌハチ文庫、どんぐり文庫、及びオーストラリアのメルボルン青空文庫の計6文庫

【写真】国際児童文庫協会名誉会長のオパール・ダンさんと、東京代表の、まるやま あきえさん。